大学院GP「学校教育実践学研究者・指導者の育成」特別講演会

 

日時:2009年7月16日 14:00~15:30
場所:兵庫教育大学 社会・言語棟 402
講演者:マティアス・フォン・ザルデルン教授

 2009年7月16日、兵庫教育大学社会・言語棟402号室にて、連合大学院講演会を実施致しました。講演者はドイツ・リューネブルグ大学教授のマティアス・フォン・ザルデルン氏、講演タイトルは「新しい時代における教育実践学のストラテジー:PISA(生徒の学習達成度調査)後のドイツードイツの学校制度の機能的方法に関する最新のディスカッション」です。

 御講演では、はじめにドイツの教育制度をご紹介頂き、その上で2つのことをお話頂きました。第1は、PISAに対する評価です。PISAにて、ドイツは好ましい結果を得ることは出来なかった点を指摘され、その原因として目標、方法、要因の各レベルでねらいを達成出来ていない点、PISA―IGLU―TIMSS―TALISの結果から、問題の克服方法として、「知っていること」を使えるようにすることが重要である点等を示されました。

 第2に、ドイツにおける学校制度や教員養成の特色です。ドイツの学校が官僚的である点、行政と教員の関係性の問題を指摘され、理論と実践の往還を実現させる方法として、「なぜ」という問い(理論的側面)と「どのように」という問い(実践的側面)の融合という観点を指摘されました。

 質疑応答では、ドイツの小学校の時間割や教員の生活、教材研究に関する特徴等、ドイツと日本の比較を観点とした問題について活発に議論が展開されました。

 最後になりましたが、御講演頂きましたマティアス・フォン・ザルデルン先生へ改めて感謝の意を表したいと思います。

 

(文責 田中 伸)

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