第18回「学習意欲と疲労・睡眠を含む生活習慣のコホートと脳科学研究」

教育実践学フォーラム~学校教育の諸問題と可能性を求めて~
2009年度メインテーマ「教育 - 脳科学からのアプローチ-」

フォーラムの趣旨

 
 教育実践学フォーラムも今年で6年目です。この3年間,教育実践学を真正面から取り上げたテーマが続いています。今年度は少し視点を変えて,他の領域から教育実践を眺めてみたいと思います。最近しばしば話題になり,研究も盛んになってきている脳科学に焦点を当てます。この新たな学問領域で活躍されている先生方に,「教育-脳科学からのアプローチ-」と題して,お話しいただきます。

連合学校教育学研究科研究主幹・松村 京子

  

第18回「学習意欲と疲労・睡眠を含む生活習慣のコホートと脳科学研究」

 ・ゲストスピーカー 渡辺恭良 理化学研究所 神戸研究所分子イメージング科学研究センター・センター長
                    大阪市立大学大学院医学研究科システム神経科学・教授

(概要)
 近年,小中学校生の学習意欲低下や不登校が社会問題となっている。疲労は,意欲とは表裏一体の関係にあり,疲労への適切な対処は,ひいては,学習意欲向上と密接なかかわりをもつと考えられる。生活習慣の中でも特に睡眠は疲労とのかかわりが強いことが知られているが,近年,睡眠や睡眠の質と環境要因が児童・生徒の学習に影響するとの報告が行われている。兵庫教育大学松村京子教授の研究室をはじめとする我々の研究グループは,平成16-17年度のパイロット研究の後,平成18年度から平成20年度まで,学習意欲・疲労と生活習慣を中心にした調査を半年毎,5回にわたって実施した。また,一部の小学校,中学校では,認知課題による高次脳機能検査,その中から得たボランティアを対象としたfMRI(機能的磁気共鳴画像法)検査,遺伝子多型関連解析を実施した。一方,学習意欲が低下している比率が高いと考えられる,慢性疲労を主訴とする熊本大学発達小児科受診の不登校児童・生徒を対象にした調査を半年毎に実施し,学習意欲低下・不登校の危険因子を検討してきた。学習意欲・疲労・睡眠を含む生活習慣の観点から,これらの結果を紹介する。

パンフレット

申込方法

「フォーラム申込み」と標題を付けて,次の事項を記入の上,Eメール又はFAXでお申込み下さい。

申込先・問合せ先

兵庫教育大学・連合大学院事務室
e-mail: office-rendai-r@hyogo-u.ac.jp
tel: 0795-44-2068
fax: 0795-44-2269

※申込者数が定員に達した段階で,申込み受付を終了いたします。

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