2017年度「“困難”におけるヒントを探る」

フォーラムの趣旨

 困難な環境は,一般的に人々の生活や行動に深刻な影響をもたらします。従来,問題の要因分析やその改善により問題解決が図られてきましたが,要因が多岐にわたる場合には,膨大な改善が必要になることも稀ではありません。一方,困難な状況や環境にもかかわらず,ポジティブな行動や心理特性が認められることがあります。現在,そのような事例に注目し,背景や要因を探ることが試みられています。 今年度フォーラムでは,困難において肯定的状況を見出すこのようなアプローチを取り上げ,その背景,方策,成果などについて,健康,心理,教育の面から考えます。

連合学校教育学研究科研究主幹 西岡伸紀

第41回「生き心地の良さとは何か -日本で“最も”自殺の少ない町の調査から- 」