第29回「文化比較研究を通してわかること:文化心理学の最近の知見より」

教育実践学フォーラム~学校教育の諸問題と可能性を求めて~
2013年度メインテーマ 「対人関係の科学-学校現場への示唆を求めて-」

第29回は終了いたしました。多数のご参加ありがとうございました。

ゲストスピーカー : 増田 貴彦 氏(カナダ・アルバータ大学心理学部准教授)

概要

 近年誕生した、人類学・言語学・心理学・神経科学の学際的研究分野―文化心理学―は、文化とこころの相互構築プロセスの解明を目指している。なかでも東アジア文化圏と北米文化圏の心理過程を対象とした研究では、それぞれの文化圏で歴史的に蓄積された思考様式の違いが、「注意」のような基本的な心理プロセスにまで影響を及ぼすことを示すデータが報告されている。

 今回の講演では、講演者が行ってきた「文化と注意」研究を中心に、各文化圏で主流の思考様式が、視覚情報に対する「注意の向け方」に影響を及ぼすことを示した研究事例、また、それぞれの文化の成員が生み出す視覚表象表現に各文化に主流の思考様式が反映されていることを示した研究事例を紹介する。さらに多文化社会カナダの日常についての事例や、異文化経験を経験したことで育まれる人の認知能力の研究などから、こどもに必要なコミュニケーション能力についての議論も行う。

※お申込み後,当室から申込み受付メール又はFAXを送付いたしますので,その連絡をもって申込み完了となります。(※申込者数が定員に達した段階で,申込み受付を終了いたします。)

パンフレット

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