第22回 「子どもの数概念の発達と教授介入~子どもの論理からのアプローチ~」

教育実践学フォーラム~学校教育の諸問題と可能性を求めて~
2010年度メインテーマ  「子どものつまずきの発見と対応」

ゲストスピーカー : 吉田 甫 氏  (立命館大学衣笠総合研究機構・特任教授)

概要

 算数の理解は、子どもにとっては困難な課題ですが、彼らもすべての概念が理解できないわけではなく、特定の概念、たとえば、 割合や分数や比例などが、理解することがもっとも困難な概念で、これらが子どもの学びの大きな障害になっています。理解するこ とが困難なこうした概念への介入としては、「教科の論理」ではなく「子どもの論理」に従った新たなカリキュラムの構築を提案し ます。そうした理解困難な概念を研究するための研究方法の枠組みとして、まず第1に、子どもが日常生活の中で獲得しているイン フォーマルな知識を、第2に、新たな概念を獲得するさいの認知的バリアとなっている要因からの研究が重要であることを指摘しま す。それらバリアを特定するさいに子どもが示す誤りがいかに重要であるかも紹介します。最後に、こうした2つの要因を組み込ん だ「子どもの論理」をベースにした新しいカリキュラムを構成し、そのカリキュラムに従ったデザイン実験の介入研究を紹介し、子 どもの学びの困難さを解消する方向性を検討します。

共催 兵庫教育大学大学院連合学校教育学研究科同窓会

第22回は終了いたしました。多数のご参加ありがとうございました。

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パンフレット
     ・PDF(361KB)  

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