兵庫教育大学大学院/連合学校教育学研究科同窓会

教育実践学フォーラム〜学校教育の諸問題と可能性を求めて〜

2010年度メインテーマ  「子どものつまずきの発見と対応」

□ フォーラムの趣旨
  子どもが学習意欲を高めて活発に学習に取り組むことは,すべての親や教師の願いです。しかし 現実には,登校や学習につまずき,能力を十分発揮できないでいる子どもの姿がみられます。そこで,今年度の教育実践学フォーラムでは,「子どものつまずきの発見と対応」をテーマとしました。子どもの支援を行うとともに,子どものつまずきについての科学的解明に取り組まれている先生方にお話しいただきます。
                        連合学校教育学研究科研究主幹   松村 京子

開催報告> 開催案内

第21回 「発達障害のこどもの学習支援」


○日時:平成22年10月30日(土) 14:30〜16:00(受付:14:00〜)
○場所:キャンパスイノベーションセンター(大阪) 4F「多目的スペース3」
○ゲストスピーカー : 正高 信男 氏(京都大学霊長類研究所教授)
○参加人数:47人

 兵庫教育大学大学院連合学校教育学研究科 教育実践学フォーラム2010「子どものつまずきの発見と対応」の第2回目は,平成22年10月30日(土)に開催されました。 正高信男先生(京都大学霊長類研究所教授)に「発達障害のこどもの学習支援」と題してご講演いただきました。
  今回は,「読み書きのつまずき」をテーマにしたものです。正高先生は基礎研究で有名な研究者ですが,最近,学習困難をもつ小学生を対象に独自のパソコン教材を 使った読み書きトレーニングを実践されておられます。新たにNPOを立ち上げ,支援の拠点を設けて,週1回の直接指導と家庭とのメール連携によって子どもの学習困難の克服に当たっておられます。実際に読み書きが改善された事例が示されました。この取り組みは,京都市,広島市などのいくつかの教育委員会との連携へと発展し,広が ってきているそうです。
 正高先生のご講演について,「興味深く聴きました。教員養成にかかわるものとして,色々と考えることができました」,「6ヶ月間の学習であれほどまでに変化が あるのだということに驚きました」,「広島での成果を期待しています」など,多くの参加者の声が届いています。正高先生が取り組まれている新しい形の学習支援が教育現場でどのように浸透し,成果があがっていくのかとても楽しみです。期待したいと思います。
                                             (文責:松村 京子)

フォーラム2010-2

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